胃ろうに必要なもの

胃ろうをされている患者には、必ず必要なものがあります。
まず、決められた時間に胃に直接栄養を送り込みますが、毎回の食事の際、胃ろうの栓を開けてカニューラを入れ、流動食を点滴のように流し込みます。終わればカニューラを取り出して栓を閉めてフタをするということをします。


胃に直接穴が開いている状態ですので、カニューラの交換などは、医療的な行為であることは分かるかと思います。
かといって、自宅でできないことはありません。
在宅看護をされている方々も多く、それぞれの家族は胃ろうに関する勉強と指導を、手術した病院で受けて、家に帰ってきています。
胃ろうはおおよそ3年程度で取り替え手術が必要となり、その間も流動食(医療用タイプ)の追加などで病院を受診し処方箋を出してもらいます。在宅訪問診療を行っている病院を利用するのが一般的で、医療用タイプの流動食は家族が病院で処方箋をもらって薬局からという方法を取ったりします。


患者に必要なもののほとんどが健康保険を使って導入しますので、負担的には低いものだともいいます。
以上のことをみても、多くの老人ホームでやってもらえるかと考えると、家族としてはかなり不安になることと思います。受け入れ先が少ない理由となります。